千葉県袖ケ浦市の鼠径ヘルニア専門クリニック「Kenクリニック」です。
このようなお悩みや疑問はありませんか？
「足の付け根に膨らみがあり、出たり消えたりするけど、これって鼠径ヘルニア？」
「鼠径ヘルニアってどんな見た目なの？特徴的な症状を知りたい」
鼠径ヘルニアは、足の付け根に現れる膨らみやしこりが特徴で、多くの方がその見た目や症状に不安を感じます。本記事では、鼠径ヘルニアの見た目や症状の特徴、さらに進行リスクについても解説します。ぜひご参考ください。
鼠径ヘルニアとは
鼠径ヘルニアとは、一般的に「脱腸」とも呼ばれる病気で、鼠径部に発生するヘルニアを指します。ヘルニアとは、体の組織や臓器が本来あるべき場所から飛び出してしまう状態を意味します。
鼠径ヘルニアでは、鼠径部に腸などの腹腔内（お腹の中）の臓器が筋肉や腱組織の外に脱出する状態が生じます。この病気は身体の構造上、特に男性に発症しやすく、加齢が原因の一つであるため、40歳以上の中高年男性に多く見られます。
鼠径ヘルニアは自然治癒せず、治療は外科的な手術のみとなります。主な手術方法には「鼠径部切開法」と「腹腔鏡手術」の2種類があり、手術の際には、ヘルニア発生部位（ヘルニア門）を医療用メッシュで補強することが一般的です。
鼠径ヘルニアの症状と見た目
鼠径ヘルニアの主な症状や見た目としては、「足の付け根である鼠径部に現れるポッコリとした膨らみ（しこり）」が挙げられます。この膨らみは、長時間の歩行や立位、重いものを持つなど腹圧がかかった際に現れやすく、手で押さえたり横になったりすると消失する傾向があります。
鼠径ヘルニアの主な症状
□ 足の付け根にポッコリとした膨らみが出てくる。
□ 膨らみは手で押さえたり、横になったりすると消失する。
□ 長時間の歩行や立位で足の付け根に違和感や痛みを感じる。
このような症状は鼠径ヘルニア特有であり、これらの症状が見られる場合は鼠径ヘルニアが強く疑われます。
鼠径ヘルニアは放置すると危険な病気
鼠径ヘルニアは、初期段階では症状が軽微で、日常生活に大きな支障が出ないことが多いため、放置されがちな病気です。しかし、鼠径ヘルニアを放置することは危険です。
放置すると症状は次第に悪化し、鼠径部に痛みが生じ、さらに痛みが増して日常生活に支障をきたす可能性があります。特に、鼠径部に強い痛みが現れた場合には、腸などがはまり込んで血流が遮断される「嵌頓（かんとん）」という危険な状態が発生している可能性があり、注意が必要です。
嵌頓とは、筋肉の欠損部から脱出した腸がその部分で締め付けられ、元に戻れなくなった状態を指します。この状態が続くと、腸への血流が途絶え、腸が壊死してしまう可能性があります。腸が壊死すると、炎症が腹膜に広がり腹膜炎を発症し、場合によっては命に関わる危険性もあります。
すべての鼠径ヘルニアの患者さんが嵌頓を発症するわけではありませんが、そのリスクを十分に認識することが大切です。
まとめ
本記事では、鼠径ヘルニアの見た目や症状の特徴、さらに進行リスクについてご紹介しました。
鼠径ヘルニアの主な症状や見た目として、「足の付け根（鼠径部）に現れるポッコリとした膨らみ（しこり）」が挙げられます。この膨らみは、長時間の歩行や立ち仕事、重いものを持つなど、お腹に力が入る場面で特に現れやすくなります。一方で、手で押さえたり横になったりすると消えることが多いのが特徴です。
こうした症状がみられる場合、鼠径ヘルニアの可能性が高いため、早めに医療機関を受診して、適切な診断と治療を受けることをおすすめします。
鼠径ヘルニアの治療はKenクリニック
千葉県袖ケ浦市のKenクリニックは、鼠径ヘルニアに特化した専門クリニックです。
当院では、鼠径ヘルニアを日帰り手術で治療しています。診療を担当する山本海介医師は、鼠径部切開法で2000病変以上、腹腔鏡手術で1000病変以上の経験があります。この豊富な経験を活かして、患者さんの病状に適した最適な治療を提供しています。
鼠径ヘルニアや鼠径部の症状でお悩みの方は、ぜひ当院を受診ください。
著者情報
Kenクリニックは、鼠径部ヘルニア手術を中心に行う短期滞在型手術専門クリニックです。
当院は、「鼠径部ヘルニア」中心の治療に特化した短期滞在型手術を専門とした医療を通じて地域医療に貢献します。
#鼠径ヘルニア #鼠径ヘルニア見た目