Kenクリニックは、鼠径部ヘルニアを専門とした医療を通じて地域医療に貢献します。

当院では、患者さんの個々の状態に応じて術式の選択を行うオーダーメイドのような治療を目指しています。
鼠径部ヘルニアが治れば良いということだけではなく、術後の生活の質も向上させることも重視した手術を心掛けています。

治療方針

年齢、性別、腹部手術歴の有無などを考慮し、ご自身に最適と考えられる手術を選択します。
ご自身がどちらの手術が適しているなどについては、ご相談ください。

手術について

日帰り手術による鼠径部ヘルニアの治療を行っています。

日帰り手術は、「日常生活のリズムを崩さずに治療が可能」「入院に伴うわずらわしさがない」「経済的な負担が軽減される」などのメリットがあります。高齢者の方は、入院することでせん妄状態となる可能性があるため、専門施設での手術であれば自宅での生活が精神の安定を図るためにも日帰り手術が推奨されることもあります。

※患者さんによっては治療を行うにあたり、入院が必要な場合もあります。その際には、入院の必要性を慎重に検討し、1泊2日などの短期滞在で治療を行う場合もあります。

検査・診断

基本的には問診と視診、触診を行います。
診察だけでは鼠径部ヘルニアの種類を特定できないため、超音波(エコー)検査やCT検査などの画像検査を行い、より詳細に状態を確認してから診断を確定します。

当院での治療法

鼠径部切開法と腹腔鏡手術の両術式を採用しています。
麻酔方法は、全身麻酔、硬膜外麻酔、脊椎くも膜下麻酔、静脈麻酔、局所麻酔のいずれかで行います。

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